性交痛

更年期の性交痛

女性の方が必ず経験される更年期。個人差があるものの更年期になると女性の体には様々な症状が表れるようになります。

体のあらゆる部分の調子が悪くなる身体的症状、心に症状が表れる精神的症状の両方が更年期では表れます。

今回は更年期で起きる性交痛の原因と対処法についてご紹介していきます。

更年期の性交通の特徴

ここでは更年期の性交痛の特徴についてご紹介していきます。

性交痛とは

まず性交痛とはどの様なものなのでしょうか。性交痛とは性交を行う際に痛みを感じる事を言います。

性交時には女性は性器が濡れることにより痛みが起きにくい状態になります。メカニズムとしては女性の方が性的興奮をすると下半身に血液が大量に流れるようになります。

下半身に血液が流れることで膣壁周辺にある毛細血管にも血液が巡るようになり毛細血管が拡がります。結果血管壁が拡がりその隙間から潤滑液が出てきます。これが性交時に性器が濡れるメカニズムになります。このメカニズムが何らかの原因で正常に行われない場合に性交痛は起きてしまいます。

更年期の性交痛の特徴は

更年期の性交痛の特徴としては挿入時や外陰に痛みを感じるようになってしまった、膣内の潤いが少なくなっている気がする等が挙げられます。

更年期以外の場合に起きる性交痛と特徴は似ているので更年期だと自覚できていない場合には何が原因なのか判断できない事があります。

なぜ更年期に性交通が起こるのか?

なぜ更年期になると性交痛が起きてしまうのでしょうか。これは更年期の原因が関係していると言われています。

ここでは更年期の原因、更年期と性交痛の関係についてご紹介していきます。

更年期の原因は?

まず更年期とはなんなのか、原因をご紹介していきます。

女性の方は卵巣の機能が停止する閉経と呼ばれるものがある年齢になると起きてしまいます。閉経が起きる年齢は個人差があるのですが40代から50代の間に起きる方が多いです。この閉経が起きる前の約5年間と閉経後の約5年間の計約10年間の事を更年期というのです。

通常女性は卵巣から2種類の女性ホルモンを分泌しています。特にエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンは生殖機能だけでなく女性の体のあらゆる部分に関係している大事なホルモンです。閉経が近づくと卵巣の機能が弱まるため女性ホルモンの分泌量が減少していきます。

閉経してしまうと卵巣が機能停止するため女性ホルモンが分泌されません。この様に急激にエストロゲンが減少してしまうと体の機能が維持できなくなるため脳は卵巣へホルモンを分泌するように過剰に指示を出すようになります。

過剰な指示を出す際に脳の他の部分にも影響を与えてしまいます。

結果自律神経のバランスを崩してしまう事になります。自律神経は人間の体にある臓器をコントロールしている重要な神経系です。自律神経が乱れると臓器が正常にコントロールできないため体に不調が表れるようになります。
また自律神経は人間の感情をコントロールしている部分でもあります。自律神経のバランスが崩れることで感情が上手にコントロールできなくなり、理由もなくイライラしてしまう、不安で仕方ない、憂鬱な気分になるといった精神的症状も表れてしまうのです。

閉経後はエストロゲン等女性ホルモンが分泌されない事で尿失禁、骨粗鬆症、高脂血症等の病気になってしまう可能性が高くなるとも言われています。

更年期と性交痛の関係は?

更年期と性交痛にはどのような関係がるのでしょうか。

更年期になりエストロゲンが減少することで膣が乾燥しやすくなる、皮膚や粘膜が薄くなる、ハリや弾力が無くなるといった症状が表れると言われています。

また女性ホルモンが減少することで膣の潤滑液が上手く分泌できない状態にもなるため性交時に濡れることが難しくなり痛みを感じやすくなってしまいます。

更年期の際には精神的不安にもなるためストレスなどが関係して潤滑液が不足するといった事も起きてしまうと言われています。

性交痛を感じているのに我慢して性行為を行うと感染症の原因などになります。

性交痛は更年期以外の原因は

性交痛は更年期以外にも原因はあると言われています。先程もご紹介したストレスも原因の一つです。女性はストレスを感じるとホルモンバランスが崩れてしまいます。

更年期でなくてもホルモンバランスが崩れてしまえば潤滑液が上手く分泌されないため性交痛が起きてしまいます。

性的興奮が起きていない場合も潤滑液は分泌されにくいです。性的興奮が無い状態で性行為を行うと濡れていないため痛みを生む原因になります。

動脈硬化も性交痛の原因になると言われています。動脈硬化になると血管壁が固くなってしまう為興奮して血液が送られても血管壁が開かれず潤滑液が出てきにくい状態になります。

この様に性交痛は更年期以外の原因も考えられるためなぜ起きているのか要因を考える必要があります。

性交通の対処法

性交痛が起きる原因についてご紹介してきました。ここでは性交痛の対処法はどの様なものがるのかご紹介してきます。

性交痛は自分だけで悩まずパートナーと解決する

性交痛は自分本人が悩んでいるだけでは解決できません。潤滑ゼリー等潤滑液が上手に分泌できない場合に性交痛を軽減できる商品は販売されています。

パートナーの方に性交痛が起きることをしっかりと理解してもらいその様な商品を使用すると性交痛を緩和することが出来ます。

医療機関で診察を受ける

性交痛はホルモン補充療法等で改善することが可能です。また更年期以外の病気などが原因で性交痛が起きている場合もあります。

医療機関で診察を受ける事で原因が判明する、治療を受ける事が出来るので症状がひどい方は一度専門医に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は更年期の性交通の原因と対処法についてご紹介してきました。

性交痛を我慢して性行為をしていると性器が怪我をしてしまい感染症を引き起こしてしまう、精神的苦痛を感じてしまう等の原因になってしまいます。

性交痛は自分自身だけの問題ではなくパートナーにも理解してもらう必要がある症状です。一人で抱え込まずにパートナーに相談をするようにしましょう。

更年期の様々な対策と治療について

更年期は対策ができます。
食生活から医療機関まで自分に合った対策をしましょう。

その他の更年期の症状

クリックで開きます。