更年期の女性の身体の変化

更年期の女性の身体の変化

更年期の女性の体の変化は多岐に及びます。更年期に精神的に不安定になりやすいことは知られていますが、身体がむくみやすくなってしまったり関節が痛んだりするなど身体症状も多いのです。

頭痛やめまいといった不快感が伴うことがあるだけでなく、急激に太りやすくなるなど体質面に影響が出ることもあります。

症状を確認しながら緩和のためのケアや生活習慣の改善などさまざまな対策を行っていく必要があるのです。

年齢の影響も出やすくなるタイミングになっているため、異常が続くようであれば婦人科などで診察や治療を受けることも視野に入ります。

更年期は身体の変化が出やすいのが特徴に

更年期は精神的に不安定になりやすいだけでなく、冷えやむくみといった身体症状に悩まされる人もいます。

太りやすくなるなど自覚に時間がかかる症状もあるため、身体の変化に敏感になることも大切になってきます。

更年期独特の症状が出ることもある

更年期の症状多くが月経前症候群(PMS)と共通するものですが、生理前の症状と思っていたらおさまる気配がないなど長期間続く傾向があるのがポイントです。

また、突然顔が熱くなり、身体に熱が広がっていくホットフラッシュなど、更年期独特の症状が出ることもあります。

身体は涼しいと感じていても冷や汗が出るなど体感温度とのミスマッチが生じるのです。これらの症状は女性ホルモンの減少による身体のバランスの乱れと、自律神経の乱れからくるものです。

また、更年期は子どもが独立するタイミングなどと重なりやすく、生活のリズムが大きく代わってしまうことも多くなります。

結果として体調不良になってしまい、それが長引くことで更年期だと気付くケースもあります。忙しくて見落としがちな変化が感じられるようになって実感するケースも多く、自覚症状の有り無しが人によって大きく異なるのがポイントです。

人によっては症状が重く出ることもあるため、年齢的に更年期が疑われるのであれば対策を考えることも大切になります。ホルモンは代謝のバランスにも影響を与えることから急激に太りやすくなるなど、体型の変化が現れてきた場合も注意が必要です。

更年期の身体症状で日常生活に使用をきたす人も

更年期の身体の変化はさまざまな形で現れます。睡眠の質の低下など疲労感が抜けにくい原因になることや、関節の痛みなどで日常生活に支障が出るケースもあります。

症状がひどくならないように対策が必要です。

関節の痛みなどで生活に苦労する人もいる

更年期の身体の変化がどこに出るかは人によって差がでます。注意したいのは日常生活に支障をきたすほど影響が出る人がいることで、日ごろから身体の変化に注意し、予防を習慣づけることも大切になります。

たとえば太りやすい体質になってしまう場合は食習慣を改めるほか、睡眠時間のコントロールや運動を取り入れることが大切です。

よく眠れないことでストレスが蓄積し、食べ物の消化不良から脂肪がたまりやすい体質になるような人もいます。

また、関節が痛むようになって動くのが辛くなり、運動不足から体重が不得手しまう人もいます。年齢を重ねると代謝が弱くなりがちなため、更年期はさまざまな要素が絡み合って肥満になる人が増えるタイミングでもあるのです。

階段の上り下りが辛い、ヒールを履くのが難しくなるなど、さまざま痛みや悩みが出てきた場合は何が原因かを考え対策をすることが重要です。

極度の冷えで関節が痛むケースもあるため、身体を冷やさないようにすることや、軽い運動で血をめぐらせて血行を良くすることも大切です。

シャワーではなく湯船につかることを習慣づけるなど、身体をあたためて弱った代謝を補う習慣などを作ればプラスになります。

病院の治療や運動による予防も大切に

更年期の身体症状が辛い場合は病院で治療を受けるのも一つの方法です。

原因がわからない状態でもホルモン補充療法などで改善されるケースは珍しくなく、複数の症状が一度に改善する場合もあるのです。

婦人科で診察と治療を受けるのも方法

更年期の身体症状の対策の一つが病院で診察と治療がを受けることです。更年期は閉経の準備に伴い、子宮が女性ホルモンを分泌する量が減少していきます。

脳は子宮に女性ホルモンをつくるように命令を出しますが、命令通りに子宮がホルモンを生産しないのが問題です。

結果として脳が女性ホルモンをもっと作るように指令を出して脳が混乱する場合や、実際のイメージと補充されるホルモンの量が異なることで悪影響を受けることがあるのです。

更年期による症状の多くはホルモンバランスの変化によって引きおこされ、ホルモンと密接に関わる自律神経の働きもセットで乱れるため影響の範囲が大きくなるのです。

そのため足りない女性ホルモンを補って身体のバランスを整える治療が一般的になっているのです。

ただし、ホルモン補充療法は人によって治療効果が異なり、体質的に余り効果が出ない人もいます。

この場合は心療内科や精神科で睡眠導入剤や精神安定剤などの処方を受け、しっかりと睡眠をとることで体調を整えることを目指す場合があります。

痛み止めなどが処方されるケースもあり、運動とセットにした治療を提案されることもあります。漢方を使った治療を行う病院もあるため、自分の体質や効果の程度をチェックしながら治療するのがおすすめです。

運動をしないと症状が悪化する場合も存在する

更年期の治療の難しい部分は、根本的な代謝が弱ることで出る症状も存在することになります。たとえば太りやすい体質になった場合でも、食事の改善だけで治るとは限らないのがポイントです。

食事を改善しても体が冷えやすく代謝が進まない状態であれば脂肪の消費などが進まない可能性があるからです。最低限の運動をして代謝を保つ工夫や、サプリメントや漢方を組合せて運動効果アップを目指すなど工夫を加えることも大切になります。

身体的な老化は普段こまめに動くことや、ストレッチなどの柔軟運動でもある程度防げるのも理解したい点になります。関節の痛みや体重が増えるなどの症状が出ると運動のハードル自体があがってしまいますが、婦人科の治療で痛みを緩和しつつ少しずつ改善していく意識も大切です。

症状が悪化する可能性もあるため、日ごろから運動する習慣をつけて予防する意識をつけるのがおすすめになります。

まとめ

更年期の身体の変化は、ホルモンバランスの変化とそれに伴う自律神経への影響で出るものが多くなっています。原因が不明でも女性ホルモンを補うことで改善するケースも多く、婦人科で診察や治療を受けることも大切になっています。

人によって症状が違うものの予防や改善の意識を持つことも重要で、治療と平行して食習慣の改善をすることや、運動の習慣を見直すことも基本になります。

年齢と共に身体は少しずつ衰えていくからこそ、アンチエイジングを習慣化した方が長く、健康に生きられる可能性が高まるのです。