吐き気

更年期の吐き気について

更年期障害は40代に入ったあたりからだんだんとその症状が現れはじめ、50代になると多くの人が自覚症状がみられるようになります。その中でも吐き気というのは更年期障害を代表する症状の1つで、めまいを伴ったりする事もあります。今回はそんな更年期の吐き気の原因や対処法について解説していきます。

更年期の吐き気の特徴

更年期による吐き気による具体的な症状としては色々なタイプがあり、個人差もあって軽いものから重いものまで様々です。重度のものになると突然嘔吐してしまう場合もあるので非常に厄介です。

更年期の吐き気には下記のような特徴があげられます。

慢性的に胃腸の調子が悪い

特に過食したわけでも変わったものなどを食べたわけでもないのに、なぜかいつも胃腸の調子が悪いという状態は起こりやすいです。これは嘔吐の前段階でもあり胃腸が正常に機能できずにいるサインでもあります。

また胃腸が上手く活動できないため、食べすぎてもいないのに胃がもたれていたりお腹にガスが溜まっているような感覚があったりすることもあります。その影響から食欲不振にもなりやすいです。

めまいを伴う吐き気

ちくらみがしたり貧血っぽくなって、ふらふらしてしまいその影響で吐き気を催す事もあります。このタイプの場合、調子が悪いと感じていなくても突然ふらっと立ちくらみがして前触れもなく吐き気が襲ってくるような場合が多いです。

天井がぐるぐる回って立っていられず倒れてしまうこともあるので、気持ちが悪いと感じたら今している事を止めてすぐにどこかに捕まったりするようにしましょう。

つわりに似た感覚がある

一日中ずっと胃腸の調子が悪いので食欲がなくなっていきますが、生活をしなければならないため立ち上がると、今度は強い立ちくらみがやってきて動けなくなってしまう事がよくあります。妊娠を経験された方はわかると思いますが、つわりの症状に非常に似ていて対処しないでいるとそれがずっと続いていきます。

なぜ更年期に吐き気に襲われるのか?(原因)

多くの女性は50歳前後の約10年ほどの間に閉経を迎えます。これに伴って女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が極端に低下します。

人間の脳はそういった極端な変化が起こった場合に修復するための信号を体に送るのですが、その信号が周囲の別の器官を担当する脳に影響を与えて、自律神経が乱れ体の様々なところに障害がみられるようになります。

これが更年期障害の仕組みで、吐き気もその症状の1つになります。

自律神経は胃腸などの働きをコントロールしてくれていて、それが乱れてしまうことで突然吐き気がするようになったり食欲不振やお腹の調子が悪いといった症状が表れたりします。また自律神経は血管や心臓の働きにも影響があるので、血が上手く体を回れなくなってめまいを引き起こし、その影響で吐き気を催してしまう事もあります。

吐き気の対処法

更年期の厄介なところは2つあり、それぞれに対処していく必要があります。

いつ症状がでるかわからない

なかなか吐き気を予測して対応していくことは難しいですが、胃腸が正常に機能できなくなっているので無理に食べようとすると逆に気持ちが悪くなってしまう場合が多いです。あまり食欲がないと感じたら無理に食べずに様子をみたり、他の方法で栄養を補ったりなどの工夫が大切になります。

もし吐き気が出てしまった時は安静にして落ち着くのを待ちましょう。めまいを伴っている場合も多いので、気持ちが悪いからといってすぐに病院に行こうとすると倒れてしまったり事故を起こしてしまう可能性もあります。まずは焦らず、座ったり横になったり楽な態勢になってゆっくりと大きく深呼吸をして呼吸を整えましょう。

長期的に症状が続いていく

更年期は風邪などと違って我慢していれば治るというものではありませんし、誰もが通る道でもあるので注意して避けるような事もできません。ですが、更年期による症状を緩和することは可能です。

更年期障害は前述の通り、閉経による女性ホルモンのエストロゲンの極端な減少が引き起こすものです。ですので、このエストロゲンを補ってあげることで自律神経の乱れを防ぐ事ができます。

手軽な方法としては、エストロゲンと同じ働きをするものを別の形で摂取する事です。具体的には大豆イソフラボンやプラセンタ、サポニンやエクオールなどがあげられます。中でも大豆イソフラボンは豆乳などで簡単に摂取しやすいのでおすすめです。

更に効果を高めたい場合はそれらの成分が入ったサプリメントを服用することがおすすめです。サプリメントなら食事メニューを変えずに飲むこともできますし、無駄な成分がないため高い効果が期待できます。

食欲不振による栄養不足も

吐き気がしている状態で食べ物から栄養を補給するのは非常に大変です。食べれば食べるだけ吐き気は強くなっていきますし、戻してしまえばせっかくがんばって食べても栄養は取れません。ですので、これもサプリメントや摂取しやすい栄養ドリンクなどで効率よく栄養補給をしていくことが大切になります。

心のケアも忘れずに

更年期では自律神経が乱れることで神経が過敏になり、いつもは何とも思わなかった事でも強いストレスを感じたりもします。ストレスがかかりっぱなしの状態が長期的に続くと、脳から適切な指示が送れなくなり更年期障害を引き起こす原因になる場合もあります。もし現在ストレスを抱えていて、胃腸の具合がおかしいと感じていたり急に動悸がしたりという事がある方は注意しましょう。

まとめ

更年期の吐き気について、原因や対処法をまとめてみました。
今までは快調だったはずの体が、特別病気でもないのに急に不調になってくると不安に感じてしまうものです。しかしこれは女性なら誰もが起こる体の正常な変化です。

誰もが通る道だと前向きに考えて、サプリなども使いながら適切に対処していくことで更年期も苦労せずに乗り切ることは十分可能です。また自分一人で乗り切ろうとはせず周りの人に頼ることも大切です。家族だけでなく婦人科などでも相談に乗ってくれますし、適切な対処法を教えてもくれるので気軽に受診してみることも大切です。

更年期の様々な対策と治療について

更年期は対策ができます。
食生活から医療機関まで自分に合った対策をしましょう。

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