不安感

更年期の不安について

更年期は精神的に不安定になる人が多く抑うつ症状などが出る人もいます。不安感が常に出る人などもいて日常生活に支障をきたす場合もあるため、不安な状態が続く場合は何らかの対策を講じるのも方法なのです。

更年期の不安感の特徴

更年期の不安は漠然とした不安が続くケースが多く、なんとなく心が落ち着かない状態が続くのがポイントになります。また、年齢的に親の介護や同年代の人の死などの問題が重なりやすく、不安感が募りやすいのもポイントになります。

子どもの独立をきっかけに孤独感を感じるようになり、その感覚がずっと抜けない状態になる人もいます。問題になるのが不安がずっと続いて抜けないということです。

気分転換などを挟んでもすぐにまた不安がよみがえってしまうことも多いのです。気分転換自体が余りできない場合も注意が必要で、不安の原因が更年期の症状というケースもあります。

更年期は生活環境やリズムが大きく変わることが多いだけでなく、体の仕組み自体が大きく変わるため、原因をひとつに絞ることが難しくなります。そのため、まずは身体的な問題を疑って対策をするのも方法になっているのです。

なぜ更年期に不安感になるのか?(原因)

更年期の不安は閉経に伴うホルモンバランスの変化が影響していると言われています。更年期になると卵巣の機能が衰え、女性ホルモンの分泌量が減少します。

女性ホルモンの分泌は脳の視床下部の指令で分泌されますが、指令が出ても分泌量が少なければ脳が混乱する原因になります。そのため、精神的に不安定になってしまったり、感情的になってしまったりすることが増えてしまうのです。

視床下部や脳下垂体といった部分は自律神経を司る部分も存在するため、自律神経が乱れやすくなるのもポイントです。自律神経が乱れてしまうと体温のコントロールなどがうまくいきにくくなります。

結果的に睡眠の質が浅くなってしまったり、体温と気温や室温のマッチングがうまくいかないことから違和感などを感じやすくなってしまうのです。不眠が不安感を高めやすくなるだけでなく、自律神経の乱れが違和感や不安感の原因となることもあるのです。

更年期は子どもの独立やなどのタイミングも重なりやすく、生活環境が大きく変化しやすい時期でもあります。ただでさえストレスがかかりやすいからこそ不安と結びつきやすく、精神のバランスを崩しやすいのもポイントと言えます。

不安感の対処法

不安感の対処法はまずしっかりと休めているかを確認することが大切です。年齢を重ねると睡眠が浅くなるのが人間ですが、時間が足りていても睡眠の質が低くなることで精神が不安定になる人もいます。

更年期の自律神経の乱れは睡眠の質の低下を招きやすいため、サプリや薬で睡眠の質を補う人が多いのもポイントと言えます。心療内科で睡眠薬を処方してもらうようになる人や、婦人科でホルモンバランスを補うホルモン剤を処方してもらう人も多いのです。

不安感を和らげるために抗不安薬を処方してもらう人もいます。体がホルモンバランスの変化になれるまで時間がかかることもあるため、しばらく薬で補うのは合理的な判断になっているのです。

生活環境やリズムを見直し、プライベートの時間を充実させることで不安への対策をする人もいます。新しい趣味や旅行などで対策をするのもひとつの方法です。

新しいことをする刺激が不安感を和らげることに貢献してくれることもあるからです。不安感が強すぎて新しいことを始めるのが不安な場合はまず医師に相談するなど、段階を経て対策を進める方法もあります。

休める環境が確保できているかチェックすることも大切に

自分が休める環境がしっかりと確保できているかチェックすることも大切です。睡眠時間と合わせて自分の体力に合った生活サイクルを作れているか振り返ることは重要になります。

更年期は精神面だけでなく体調面への影響が出やすい時期でもあります。健康よりも働くことを優先する姿勢や、何かをしなければならないという強迫観念が不安の原因となることもあるからです。

仕事や家事も大切ですが、休憩する時間がしっかりと確保できているのか、実際に休めているのかを確認するのは意外と忘れがちです。休憩時間を作っても何かしら用事を思い出してこなしているようだと休めている範囲にならなくなります。

携帯電話の電源を切って10分程度仮眠するような余裕は大切で、体力回復や精神面を安定させる上でもプラスになることがあります。

ある程度いい加減になることがプラスになることも

スケジュールの管理が厳しすぎて不安感が強まることもあるため、ある程度いい加減になることや、人に任せる部分を作るのも重要なポイントになるのです。多少の問題があっても許せる状態や、許して貰える状態がなければ精神的に苦しくなります。

不安だからと人と話していないと落ち着かないという状況も問題で、喋る分だけ体力が消耗することにも理解が必要です。不安の対策は心と体のバランスをとることが大切だからこそ、偏らないようにするのが大切です。

どうしても喋りたいのであればむしろ一人でカラオケに行って思いっきり歌って声を出すのも方法です。声を出すことや体を動かすことはストレス解消や心のバランスをとることに効果的なことがわかっているため、うまく取り入れるのもおすすめになります。

まとめ

更年期の不安は体の中の変化だけでなく、生活面での変化が大きく影響することが多くなります。落ち込む期間が長すぎる場合や、漠然とした将来の不安などがずっと続く場合は注意が必要で、病院などで薬を処方して貰った方が良いケースもあります。

心療内科以外にも婦人科でホルモン剤を処方して貰うなど複数の対処法があるのもポイントです。漢方やサプリメントを使って栄養面から体を整えていく人もいます。

運動などの習慣や、しっかり休む習慣をつけるのも大切になります。体の内側で大きな変化が起きる時期でもあるからこそ、意図的に休む時間を増やすことや、体をいたわるスケジュールを組んでいくことも更年期の不安対策に繋がるのです。

更年期の様々な対策と治療について

更年期は対策ができます。
食生活から医療機関まで自分に合った対策をしましょう。

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